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「ヤマト一斉値上げ」の記事が日経の一面にとりあげられました(3月12日)。
トラック確保は3月に入り、ますます深刻になっているようです。
シフト先の鉄道コンテナもピーク時に近い物流量を取扱い、
満杯に近い状況とか(カーゴニュース3月13日)。

ヤマト運輸以外でも、運賃を引き上げる物流事業者は増えています。
市場の逼迫がトラック運賃の上昇につながっています。

国土交通省によれば、輸送量は前年と比べ1割近く増えているそうですが、
トラックの輸送能力は、減少傾向です。
前回の記事に書いたように、ドライバーが不足しているからです。

全日本トラック協会による「最近のトラック輸送に係る緊急調査」
(2013年12月)によれば、
2014年1月以降の需要見込みに対して
輸送力を「確保できない」とする事業者は34%にも達しています。

また、2014年1月以降の運賃について、
15%もの事業者が「運賃は上がる」としています。

一般的な傾向として「下がる」は選択しやすい回答ですが、「上
がる」についてはよほど確信がない限り、選択できない回答です。

荷主としては、これまでと同様の輸送・配送をしていると、
コストの上昇を抑えられないということになっていくでしょう。
輸送力自体が逼迫していますから、
「力関係」という神通力も効かなくなってきます。

物流の逼迫がビジネスを制約するかもしれません。

トラック運送会社と良好な関係を築くことのほか、
輸送のなかでも不足感の激しい長距離輸送をなくす方向を
検討していくことが有効かもしれません。

2014.03.13 Thu l 物流と経営 l コメント (0) トラックバック (0) l top
皆様、こんにちは!
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。

あっという間に2014年も一か月が過ぎてしまいました。

「2015年危機」というのをご存知でしょうか?

国土交通省、(公社)全日本トラック協会による想定なのですが、
2015年には、トラックドライバーが14万人不足するというものです。
必要なドライバーは88万人なのに、
供給されるドライバーは74万人しかいないというのです。

必要なドライバーが15%も確保できないということは、
やや乱暴ではありますが、すべて平均してみると、
現在動かしている物量の15%は運べなくなるということです。

既に昨年末、
「トラックが見つからなかった」
「これまでの料金に2~3割上乗せしないと運んでもらえなかっ
た」という現象があちらこちらで起こっていました。

ドライバー不足はすぐに解消できる問題ではありません。
「トラックが」貨物を選ぶ時代に変わってくるでしょう。
地域や貨物の種類によっては、旨味が少ないといった事情により、
トラックに嫌われることもあるでしょう。

会社によっては15%どころか、動かしたい物量の20%、
30%が動かせないということにもなりかねません。

荷主は、少なくとも次の二つの対策について、これまで以上に取
り組んでいくべきだと思われます。

一つは、「本当に必要な物だけを運ぶ」ようにすること。
即ち、ロジスティクスに取り組むことです。

売れるかどうかわからないものを拠点間で移動させるような、
無駄な物流をやっている余裕はなくなります。

もう一つは、良質なトラックを確保する力のある運送事業者との
関係を強化すること。

荷主と物流事業者とは、市場に対し、商品を安定的に供給する
一つのチームであるという認識に立ち、
相互に信頼し合える関係を構築していかないと、
いざというときに車両が見つからないという事態が
現実のものになってしまうでしょう。


今回の一言はこちら。

「2015年危機」に備えよう



最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2013年2月3日第83号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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2014.02.01 Sat l 物流と経営 l コメント (0) トラックバック (0) l top
皆様、こんにちは!
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。
あっという間にクリスマス・・・。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

クリスマスと言えばサンタクロースですが、
サンタクロースの物流システムって、すごいですよね。
イブの夜から翌日聖夜の朝までという短時間に
世界中の子供たちにプレゼントを届けるのですから。

今の人口が推計71億人。
WHOの統計によれば15歳以下の子供の割合は約3割。
一応キリスト教徒に限定してみても
子供の数は6億人超に達するようです。

6億人の顧客配送!
厳しい時間指定での大量配送を実現するには、
きめ細かいネットワークを世界中に張り巡らすしかありません。
かくして・・・、
1件ごとの配送は、各家庭に委託されてしまったのでしょう・・・(苦笑)。

さて、リアルな物流の話。

今回からいくつか、歴史の中に、ところどころ顔を出すロジスティクス
の話題について紹介したいと思います。

私の知っている中で、歴史上、ロジスティクスについて
最初にその重要性が指摘されたのは、紀元前400年頃にさかのぼります。

古代ギリシャの哲学者ソクラテスの
名を知らない人はいないでしょう。
「無知の知」などの名言を遺した人です。

ソクラテスは、自らの戦争経験に基づき、こう語っています。

「戦いにおける指揮官の能力を示すものとして、
戦術が占める割合は僅かである。
第一にして最も重要な能力は、
部下の兵士たちに軍装備を揃え、
糧食を与え続けられる点にある」。

「どう戦うか」という戦術よりも、
「軍装備を揃え、糧食を与え続ける」すなわちロジスティクスの能力が、
指揮官に最も必要な能力だと言っているのです。

今回の一言はこちら。

ソクラテスはかく語りき。「ロジスティクスは指揮官の最も重要な能力」


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2013年12月24日第82号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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2013.12.24 Tue l ロジスティクス l コメント (0) トラックバック (0) l top
皆様、こんにちは!
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。

今年6月より、ユーザックシステム株式会社様のメールマガジン内に
月ベースで寄稿させて頂いています。

せっかくですので、その内容をこちらでも紹介させて頂こうと思い立ち。
(相当ちゃっかり、な気もしますが・・・)。

寄稿の最初の回は、
なぜ「物流」を切り口に経営コンサルティングを行っているのか
ということについて、お話しいたしました。

以下、転載です。

「物流」を切り口にする場合、
改善できる範囲が狭いとか、改善効果が小さいのではないか、と
感じる方もおられるかもしれません。

実は、
「物流」をみれば、社内の問題がすべてわかる、と
言ってもいいのです。

会社の供給活動は、顧客への納品のための活動です。
物流は一連の供給活動の最後の部分にあたります。

供給活動のどこかにムダがあれば、
最後の物流の部分で帳尻を合わすべく、
余計なコストが発生してしまうのです。

たとえば
保管コストの増大は、
生産部門が出荷を考慮しないで生産しているために
在庫量が増えているのかもしれません。

あるいは
調達単価を抑えるために調達部門が大量購入を行い、
結果として大量の長期在庫が発生しているのかもしれません。

輸送コストの増大は、
営業部門による販売の見込みが狂い、
拠点間の転送が発生しているのかもしれません。

物流でどんな問題が起こっているかを確認し、
その発生原因を追究することで、
本来改善すべき問題を見極めることが可能になるのです。


今回の一言は、こちらでしょうか。

物流をみれば、社内の問題がわかる

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2013年10月7日第81号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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2013.10.07 Mon l 物流と経営 l コメント (0) トラックバック (0) l top
皆様、こんにちは!
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。

今回の一言は先日の湯浅和夫の呟きから。


メーカーの発展に必要なのは「3つのチカラ」だ

 
3つのチカラとは、
商品力、営業力、ロジスティクス力
だということです。

やはり最初は「商品力」ということになりましょうが、
商品力があったとしても、
他の二つの力がなければ、売上に結びつけることはできません。

あるメーカーの社長が
「わが社の製品は贈答用によく売れる」と分析されていましたが、
前期はあまり売れ行きが芳しくなかったそうです。

その反省として
贈答シーズン前の宣伝活動が十分でなかった
贈答シーズンに店頭に並べられるよう棚の確保が十分でなかった
という点を指摘しておられました。

「営業力」が欠けていたのですね。

需要のある時期にCM等により露出度を高め、
店頭の棚を確保し(営業力)、
そこに求められる商品を並べることで(ロジスティクス力)、
はじめて売上に結びつくことになります。

3つのチカラは、揃って初めて、効果を発揮するのですね。


東京には最近、ゲリラ豪雨と呼ばれるような強烈な降雨がたびたび・・・
皆様もどうぞお気を付けください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2013年8月23日第80号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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2013.08.23 Fri l ロジスティクス l コメント (0) トラックバック (0) l top
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