皆様、こんにちは!
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。
バタバタしているうちにあっという間に2月も半ば・・・
さて、今回は弊社湯浅和夫の「新しい物流の教科書」第3章から、
「物流のあるべき姿」についてとりあげたいと思います。
今日の一言はこちら。
★-----------------------------------------------------------------------
物流のミッションは「顧客納品」。顧客納品に無縁の活動は行うべきでない。
★-----------------------------------------------------------------------
物流を考えようとしている方々は、当然ながら
「物流をよりよくするにはどうするべきか」という
気持ちでおられるものと思います。
どうすれば「よりよく」できるかといえば、
やはり目指すべきゴールが明確かどうかが重要です。
ゴールに向かっての道筋は以下のように考えられます。
1.あるべき姿を描く
2.現状の「実態」を把握する
3.あるべき姿と現状とのギャップを「問題」として把握する
このように整理したうえで、問題解決に進みます。
4.原因を排除するための取組みテーマを「課題」として設定する
5.課題解決に取り組むことで問題を一掃する
企業物流のあるべき姿として普遍的に言えることは「企業競争力を高める」ということです。
これは以下の3つの要素で表現できますが、
ベースとなるのは「1.ローコストの物流」です。
1.ローコストの物流
2.環境にやさしい物流
3.災害に強い物流
ローコストの物流とは、「ムダのない物流」と言い換えられます。
ここで「ムダ」には2種類あることをお考えいただきたいと思います。
第一のムダは、よく現場改善の取組みとして行われる「効率化」の対象です。
現場の活動にはムダがあるとして、このムダを排除しようとするものです。
実は、「効率化」の取組み以前にするべきことがあります。
いま、そこで行われている活動や作業が「本当に必要なものかどうか」判断することです。
そもそも物流は何をしなければならないかといえば「顧客納品」です。
顧客納品にとって必要な作業以外はするべきでないのです。
つまり、第二のムダは、顧客納品と無縁の活動すべて、ということになります。
物流管理の原点として、下記のポイントを確認しておいてください。
<物流管理の原点>
1.物流活動は顧客納品のために存在する
2.顧客納品に必要な物流だけをやればよい
3.顧客納品と無縁の活動はすべてムダ
ところで明日はバレンタイン・デー。
この頃はチョコレート調達・製造の動機のバリエーションが増え
友チョコ・自分チョコなど多数、、、「自分チョコ」の単価が一番高いとかいう話も(^^;
日本で一番おいしいチョコレートに遭遇できる季節でもあり、試食に燃えたりしております。
歴史的には、1876年、 グラハム・ベルが電話の特許を出願した日なのだとか。
ベル氏が今の携帯電話やスマートフォンなど、ご覧になったらどんな気持ちになられるのでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
寒暖の差が激しいですが、お身体どうぞご自愛ください。
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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2015年2月13日第88号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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湯浅コンサルティングの芝田稔子です。
バタバタしているうちにあっという間に2月も半ば・・・
さて、今回は弊社湯浅和夫の「新しい物流の教科書」第3章から、
「物流のあるべき姿」についてとりあげたいと思います。
今日の一言はこちら。
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物流のミッションは「顧客納品」。顧客納品に無縁の活動は行うべきでない。
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物流を考えようとしている方々は、当然ながら
「物流をよりよくするにはどうするべきか」という
気持ちでおられるものと思います。
どうすれば「よりよく」できるかといえば、
やはり目指すべきゴールが明確かどうかが重要です。
ゴールに向かっての道筋は以下のように考えられます。
1.あるべき姿を描く
2.現状の「実態」を把握する
3.あるべき姿と現状とのギャップを「問題」として把握する
このように整理したうえで、問題解決に進みます。
4.原因を排除するための取組みテーマを「課題」として設定する
5.課題解決に取り組むことで問題を一掃する
企業物流のあるべき姿として普遍的に言えることは「企業競争力を高める」ということです。
これは以下の3つの要素で表現できますが、
ベースとなるのは「1.ローコストの物流」です。
1.ローコストの物流
2.環境にやさしい物流
3.災害に強い物流
ローコストの物流とは、「ムダのない物流」と言い換えられます。
ここで「ムダ」には2種類あることをお考えいただきたいと思います。
第一のムダは、よく現場改善の取組みとして行われる「効率化」の対象です。
現場の活動にはムダがあるとして、このムダを排除しようとするものです。
実は、「効率化」の取組み以前にするべきことがあります。
いま、そこで行われている活動や作業が「本当に必要なものかどうか」判断することです。
そもそも物流は何をしなければならないかといえば「顧客納品」です。
顧客納品にとって必要な作業以外はするべきでないのです。
つまり、第二のムダは、顧客納品と無縁の活動すべて、ということになります。
物流管理の原点として、下記のポイントを確認しておいてください。
<物流管理の原点>
1.物流活動は顧客納品のために存在する
2.顧客納品に必要な物流だけをやればよい
3.顧客納品と無縁の活動はすべてムダ
ところで明日はバレンタイン・デー。
この頃はチョコレート調達・製造の動機のバリエーションが増え
友チョコ・自分チョコなど多数、、、「自分チョコ」の単価が一番高いとかいう話も(^^;
日本で一番おいしいチョコレートに遭遇できる季節でもあり、試食に燃えたりしております。
歴史的には、1876年、 グラハム・ベルが電話の特許を出願した日なのだとか。
ベル氏が今の携帯電話やスマートフォンなど、ご覧になったらどんな気持ちになられるのでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
寒暖の差が激しいですが、お身体どうぞご自愛ください。
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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2015年2月13日第88号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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