こんにちは!
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。
昨日(10月4日)の日経新聞にABCマートの記事がありました。
ご覧になったでしょうか。
本日の一言はこちら。
業績拡大の背景に在庫圧縮大きな見出しには、
「ABCマート、営業益最高(3~8月)」
「在庫圧縮で粗利益率6割」
「値引き販売減り好循環」
とあります。
記事によれば、前期より売上高10%増、営業利益は20%増とのこと。
利益率向上を目指して、2012年2月から在庫圧縮に取り組んできたのだそうです。
この取り組みにより、売上高総利益率は57.1%から59%へ向上。
前下期には膨らんでしまった在庫を処分するため値引き販売をせざるを得なかったということですが、
ここで在庫を減らし、好循環を引き寄せることができました。
余剰在庫が少ないため値引き販売をする必要がなく、
新商品投入もタイミングよくできて、来店客も増加し、売上も伸びる・・・。
在庫管理の効果はこのように、半年もあればその効果を実感できることが多いです。
在庫管理に取り組んでいるのに、なかなか効果が出ないという場合、
なにか方法が間違っているのかも・・・。
“効果の出ない効率化”に陥らないよう、気をつけてください。
注意ポイントを少しあげておきます。
○ アイテム別に取り組んでいますか?
○ 部署ごとのミッションは、正しく取組み可能なものですか?
○ 会社の供給活動を市場の動きに同期化させることを目標にしていますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
朝晩涼しくなりましたが、日中の気温がどうなるのか、東京は毎日ギャンブルみたいです。
今日は昼の暑さを想定して半袖のワンピース、夜は寒そうなので秋物のジャケットを着て参りました。
温度差で風邪などひかれないように、皆様ご自愛くださいませ。
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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2012年10月5日第73号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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