こんにちは!
本めるまが執筆を担当しております、
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。
すっかり冷え込みましたね。
この寒さで冬物衣料など品薄になっているところもあるようです。
皆様もしっかり防寒して風邪などひかれませんように!
さて、前回に引き続き「兵站」をとりあげてまいります。
兵站=ロジスティクスですが、
兵站とは、戦うことを支援するすべての活動を指します。
つまり、ロジスティクスは、軍事においては極めて重要な役割を果たしています。
ロジスティクスが滞れば戦闘能力は大幅に低下します。
そこで、本日の一言はこちら!
戦略はロジスティクスに従うこの言葉の意味は、
いくら立派な戦略を立てても、それにロジスティクスが伴わなければ、
その戦略は絵に描いたもちになってしまうということです。
ロジスティクスが弱体化して戦争に負けた事例は
古今の歴史上いくらでも探すことができます。
企業におけるロジスティクスも、
役割は、軍事のロジスティクスと同じです。
もちろん、届ける先は、戦場における部隊ではなく、
市場における顧客になります。
顧客が要求するものを要求するときに、確実に届けることが求められます。
軍事の場合、軍需物資が届かなければ、
敗戦あるいは兵士の死という恐ろしい結果をもたらしますが、
企業においては
売上の喪失あるいは顧客からの信用の失墜という結果をもたらします。
いくら価値の高い製品を作っても、
いくら営業が頑張って販売しても、
ロジスティクスが弱いと、
つまり、
必要とされる商品がなかったり、必要な場所に送られなかったり、
納期に間に合わなかったりすれば、
生産や営業の活動を無に帰してしまう危険があります。
ロジスティクスを軽視することは
企業の競争力を低下させることに直結するといって過言ではありません。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2010年12月18日第43号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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