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夏なので、ビールを材料に在庫管理の基本を語ってみたいと思います。
会社で読んで下さっている方には、昼からゴメンナサイ・・・。

今回の一言はこちら。

実は在庫管理は日常的に実行されています
 
さて、
さぁ飲むぞ!と出かけた場合の、
テーブルの上にあるビールを材料に、在庫管理を考えてみましょう。
ビールは飲みません、という方は、ビールの好きなお客様を接待していると思って下さい。

在庫管理は、「需要に合わせて必要な在庫を用意する」マネジメントです。

この例でいえば、需要とは「消費のスピードや消費量」
すなわち「飲むスピードや飲みたい量」ということになります。

乾杯して飲み始めると、だんだんグラスの中身が減ってきます。
「そろそろ注文しないと、次のビールが来る前にグラスが空になってしまうな」
というタイミングで注文しますね。

これが「発注点」です。
減ってきた在庫を補充発注するのに、最適なタイミングということです。

注文した瞬間にビールが届けられるならば、タイミングを読む必要はないのですが、
そうでない場合は、
注文してから手元に届くまでの時間を読む必要があります。
これが「リードタイム」です。

発注点が来る前に発注してしまうと、元からあるビールがたっぷり残っていますから、
なかなか新しいグラスに移れません。
ビールをおいしく飲みたい方は、そんな注文はしないでしょう。
一方、発注点が来たのに気付かずにいると、ビールは「欠品」してしまいます。

注文するときに、大きなジョッキにするのか、小さいグラスにするのか、
これは「発注量」の問題です。
当然、これも需要に合わせる必要があります。

あまり飲めないのに大ジョッキを頼んでしまうと、
高いお金を払ったうえに、飲みきれなくて余らせてしまいます。過剰在庫の発生です。

一方、たくさん飲みたい方が、小さいグラスで注文すると、
何度も注文しなければならず面倒です。
小さいグラスは割高な値段設定であることも多いので、コスト面でも損になります。

つまり、おいしく、欠品に悩まされることなく、コスト面でもリーズナブルにビールを飲むためには、
発注点と発注量の管理が重要であるということですが、
多分、どなたも無意識に実行しておられると思います。
実は、これが在庫管理の基本です。

会社の在庫に置き換えてみると、いかがでしょうか?


東京にはまた蒸し暑さが戻ってきました。
脱水症状の緩和にはビールは効かないようですから、
きちんと水分補給をなさって、どうぞ皆様、お元気で!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2013年7月22日第79号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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2013.07.22 Mon l 在庫 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あけましておめでとうございます。
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。

巳年には「脱皮」とか「再生」とか、元気なパワーがあるようです。
私もそれに乗って、もっとヘビーに(!)
情報発信していこうと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

早速ですが、本日の一言。

お年玉もキャッシュがイチバン。会社でも・・・


キリンビールが本社ビル売却とのニュースが出ていましたね。
資産をキャッシュに換えて、負債を減らす作戦です。

昨年はCCCという指標への関心が高まりました。
キャッシュ・コンバージョン・サイクルの頭文字をとったもので、
「資金回転期間」「現金循環化日数」などと訳されます。

簡単にいうと、
製品を作るために材料代を支払ってから、
製品を売って現金を回収するまでに何日かかるか、を表す指標です。
この期間が短いほど現金を生み出す力が強いことになり、
自由な投資も可能で、企業の競争力は高まります。

日本企業では電機メーカーでの取り組みが早いのですが、
パナソニックやソニーが「40日」程度であるのに対し、
アメリカのアップル社では、これが「マイナス20日」程度と驚異的です。

CCC短縮の方法は3つです。
1.「債務の支払いは遅く」。
2.「売上の回収は早く」。
3.「在庫を減らす」。
前者の二つは、相手との力関係に左右されます。
純粋に自社の努力で対応可能なのは、最後の在庫の問題しかありません。

先の読みにくい世の中、「キャッシュ」の力は大きくなりますね。
パナソニックでは、在庫を「二日分」減らすことで、
年間の資金負担が「400億円」減らせるそうです。

今年はCCCに注目する企業はさらに増え、
そのために在庫問題の改善に取り組む企業も増えると思われます。

上手に在庫を減らして、業績を拡大させる企業が
ど~~っさり現れますように!

弊社でも、より上手な在庫保持のお手伝いができますよう、
精進してまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2013年1月7日第74号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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2013.01.07 Mon l 在庫 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは!
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。

昨日(10月4日)の日経新聞にABCマートの記事がありました。
ご覧になったでしょうか。

本日の一言はこちら。

業績拡大の背景に在庫圧縮

大きな見出しには、
「ABCマート、営業益最高(3~8月)」
「在庫圧縮で粗利益率6割」
「値引き販売減り好循環」
とあります。

記事によれば、前期より売上高10%増、営業利益は20%増とのこと。
利益率向上を目指して、2012年2月から在庫圧縮に取り組んできたのだそうです。
この取り組みにより、売上高総利益率は57.1%から59%へ向上。

前下期には膨らんでしまった在庫を処分するため値引き販売をせざるを得なかったということですが、
ここで在庫を減らし、好循環を引き寄せることができました。
余剰在庫が少ないため値引き販売をする必要がなく、
新商品投入もタイミングよくできて、来店客も増加し、売上も伸びる・・・。

在庫管理の効果はこのように、半年もあればその効果を実感できることが多いです。
在庫管理に取り組んでいるのに、なかなか効果が出ないという場合、
なにか方法が間違っているのかも・・・。

“効果の出ない効率化”に陥らないよう、気をつけてください。

注意ポイントを少しあげておきます。

○ アイテム別に取り組んでいますか?
○ 部署ごとのミッションは、正しく取組み可能なものですか?
○ 会社の供給活動を市場の動きに同期化させることを目標にしていますか?


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

朝晩涼しくなりましたが、日中の気温がどうなるのか、東京は毎日ギャンブルみたいです。
今日は昼の暑さを想定して半袖のワンピース、夜は寒そうなので秋物のジャケットを着て参りました。
温度差で風邪などひかれないように、皆様ご自愛くださいませ。

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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2012年10月5日第73号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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2012.10.05 Fri l 在庫 l コメント (1) トラックバック (0) l top
こんにちは!
湯浅コンサルティングの芝田稔子です。

さて、ここ2~3日、日経新聞に「在庫」の文字が躍っているので、
SCMの話題をちょっとお休みしてこちらの紹介をしておきたいと思います。
例えば・・・

5/23 【復活企業の研究1】アンリツ 絞った在庫 スマホで開花
5/24 【復活企業の研究2】ユナイテッドアローズ 現場重視で集客回復
5/25 パナソニックとソニー 在庫削減で資金確保

パナソニックとソニーの記事は、これから在庫削減を行い業績回復を目指すという記事なのですが、
この在庫削減の効果の大きいこと!
パナソニックでは、在庫回転日数を二日分短縮することで、資産負担が年間400億円も減るのだそうです。

さて、これらの記事のすべてでとりあげられていたのが「在庫回転」でした。
「棚卸資産回転率」とか、「棚卸資産回転日数」、「在庫回転日数」などと表されますが、
意味するところはおよそ同じです。

「今ある在庫は、どれくらいの期間で売上に変わっているか」ということです。
回転率よりも回転日数(または月数)のほうが、わかりやすいのでオススメです。

計算方法は下記のとおりです。

  棚卸資産÷1日あたり売上高

月数のほうがわかりやすい場合には、計算式は下記のとおりです。

  棚卸資産÷1ヶ月あたり売上高

月間売上高が100万円、棚卸資産が150万円の商品ならば、棚卸資産回転月数は「1.5ヶ月」。
日数でみたい場合、1日あたりの売上高(3.3万円)を用いて、
150÷3.3=45.5日。棚卸資産回転日数は「45.5日」となります。

この日数が適正かどうかは生産や仕入れのサイクルに大きな影響を受けます。
1ヶ月に1回生産するならば、1ヶ月分の在庫はほぼ適正だといえます。
週に1回生産するならば、1か月分の在庫は過剰であると考えられます。

多くの会社では、適正以上に持っているところが多いようです。
「欠品」を恐れるが故です。

欠品による販売機会の喪失はもちろん、あってはならないことです。
しかし、
在庫が過剰であることにより、仕入れた在庫、生産した在庫が
商機を逸し、いつまでも倉庫に眠っていたら??
投資したにも関わらず、売上が立っていないことになります。

上記「復活企業の研究」の記事にあるアンリツでは、
在庫の回転が悪くなると「不採算在庫の処分損が発生して赤字転落」
という認識から、在庫圧縮に取り組まれ、利益率を大幅に向上させています。

そこで、本日の一言はこちら。

 在庫管理で企業復活!


このメールマガジンについて、バックナンバーも含めてブログで公開中です。
どうぞご覧ください。
http://yuasaconsulting2.blog101.fc2.com/

最近、東京は初夏のようだったり、初春のようだったり、寒暖の差が激しくなっています。
開業したばかりのスカイツリーも、きらきらときれいに見えていたり、
すっぽりと雲の中だったり、なかなか忙しそうです。
もう登られた方は、おられますか? 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2012年5月25日第65号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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2012.05.25 Fri l 在庫 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは。
湯浅コンサルティングの芝田です。

企業が在庫を増やしているという記事を最近よく見かけます。
リスク管理の一環であり、
自社を含むサプライチェーンのどこかにトラブルが生じても
顧客に迷惑をかけないためには、
在庫を増やすのがもっとも確実であるという判断からでしょう。

ただし、在庫を増やすということは、
当然ながらその会社のキャッシュフローには悪い影響が出ます。
1.5か月分を基準としていた在庫を2か月分に増やすのであれば、
売上にして0.5か月分の現金が余計に必要になります。

余計に必要になるのは、現金だけではありません。
利子も発生しますし、保管スペース、保管料・・・、
売れ残りのリスクも大きくなります。

在庫を増やす対応をとることで、
その企業の在庫管理に緊張感が薄れてしまっては、元も子もありません。
むしろ、在庫管理の重要性はより高まると考えるべきでしょう。

在庫に関わるコストもリスクも大きくなるからです。

そこで、本日の一言はこちら。

在庫を増やしても在庫管理のタガは緩めるな

「欠品で会社はつぶれないが、過剰在庫は会社をつぶす」
という言葉もあります。

せっかくの安全策が会社の重荷とならないように、
これまで以上にしっかりと在庫管理を行って頂く必要がありますね。


寒い日が続き、インフルエンザが大流行のようです。
どうぞ皆様、お気を付け下さいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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物流改善に効く!物流コンサルタントの「一語一会」2012年2月23日第59号
発行:株式会社湯浅コンサルティング(http://www.yuasa-c.co.jp/)
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2012.02.23 Thu l 在庫 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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